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経済アナリスト、藤原直哉氏について

当ブログの「政治・経済」覧は、長文の大作?を書き上げたのでしばらく(これからずっ~と?)軽めの記事を、思いつくまま無責任に書き綴ることにする。主に“読書感想文”で書きそびれた事や、新たにわかった事が当面は中心になると思います。まずはその第1弾として、今の政治・経済情勢を、正確に論じている評者として、あらためて藤原直哉氏の紹介を。(下記は氏の公式サイト。)
http://fujiwara.aeruba.co.jp/

“読書感想文(その2)”で、今の世界の政治・経済情勢を公平に論じている評者の方々を紹介したが、その中で藤原直哉氏も下記のように紹介した。
『竹下雅敏氏推薦の藤原直哉氏や、高城剛氏(沢尻エリカの元夫)など、他にも重貴重な情報を発信している方々もいますが、無償で公開されているものが少ないので除外して考えました。』
氏について知るきっかけは、読書感想文を書く上でお世話になった、シャンティフーラの竹下雅敏氏の下記の記事だった。
「世界情勢を正確に捉え、なおかつ、未来に向けて正しい提言を行っている藤原直哉氏の講演「イスラエルは追い詰められており、最悪のケース、蒸発してしまう」「日本には残念ながら、世界に目を向けている人がほとんどいない」など」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=171315
しかしその時点ではまったく手がまわらず、氏についてはほとんど詳しく調べていなかった。ところが読書感想文を書き終えて、改めてネットを検索してみると、「無償で公開されているものが少ない」というのは自分の勝手な妄想で実際は真逆だった!
自分は今まで実際に本を買って(最近は節約してケチって立ち読みも多いが)読み、もっぱら活字で知識を吸収してきたので、政治・経済モノの出版物の無い藤原直哉氏のことを知らなかっただけで、むしろネット上で、無償で公開されていた動画が多い方だった。しかも上記竹下氏の言うように、かなり正確な分析だと思い、そこで改めて紹介しておく。
「2018年8月時事解説・時局分析」藤原直哉理事長(第34回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会、動画についての、竹下氏の感想(下記)(画像は上記よりコピー)
『藤原直哉氏の講演を切り取ったツイートの動画を見て、非常に興味深く思い、その講演内容を聞きました。約2時間にわたる講演ですが、大変示唆に富んだ優れた見解だと思います。
 藤原直哉氏のツイートは、必ず毎日見るようにしています。なぜなら、ベンジャミン・フルフォード氏は別格として、世界情勢を正確に捉え、なおかつ、未来に向けて正しい提言を行っていると思われるのは、私が知る限り藤原直哉氏しかいないからです。』
藤原
竹下氏の指摘のように、藤原氏の公開されている動画は、今現在の、世界の政治経済情勢を確認するうえで、とても参考になると思う。ネットで簡単に検索できるが、参考までに以下、いくつかリンクさせていただいた。(引用元)認定NPO法人 日本再生プログラム推進フォーラム)
どれもだいたい2時間ぐらいで、その中でいくつかポイント?(=自分は俗っぽいのでお金の部分が多いが、動画では広く全般について論じている)もピックアップしておく。

「2018年2月時事解説・時局分析 藤原直哉理事長(第29回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)」
https://nipponsaisei.jp/archives/162
「ドルと金が連動して暴落するときが本当の最後。そのあとはブロックチェーンによる横形の連携の通貨しかあり得ない。」
1:05:25~1:06:00
「2018年3月時事解説・時局分析 藤原直哉理事長(第30回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)」
https://nipponsaisei.jp/archives/165
「戦後の日本はアメリカの安全保障の傘の下、アメリカの用意した資源とマーケットで商売してきたが、その時代は終わった。」
「2018年5月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第32回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)」
https://nipponsaisei.jp/archives/178
(アメリカこそ鎖国ができる国(=ベンジャミン・フルフォード氏と同意見=「日本はなぜ、アメリカに金を盗まれるのか」(2015.06.30)など)
北朝鮮とは何者か。旧日本陸軍が作った国~。(読書感想文(その4)(6.14)参照)
28:30~45:00
金利を上げてドル安にしてドルを回収している。そして徳政令をやってすべてのツケは金融界(ウォール街)に。リーマンショックの時のように救済しない。
1:06:00~1:09:00
朝鮮戦争の困難さ
1:4:30~1:18:30
「2018年6月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第33回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)」
https://nipponsaisei.jp/archives/182
現在のアメリカの苦境は、70~80年代に、製造業を諦めたこと。
48:50~49:30
日銀の貸借対照表
アベノミクスが始まる前(2012.03)と
総資産140兆円、国債87兆円、社債・株6兆円、当座預金34兆円(民間銀行が日銀に預け直す金)
その6年後(2018.06)
総資産533兆円、国債452兆円、社債・株26兆円、当座預金393兆円
市中に金を供給したが、ほとんど戻ってきた。民間の銀行が産業を育てなかった。
50:15~1:12
☆この動画を見て、北朝鮮の戦争銘柄で買った株(ちなみに三菱電機と興研)を売った(9/21)!損切りだけど、とても怖くて持っていられない。
「2018年8月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第34回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)」
https://nipponsaisei.jp/archives/187
日米貿易交渉がまとまらなければ行きつく先は円高(1ドル=50円)。日本もいよいよドル離れ。これ以上アメリカドルのスネをかじることはできない。
1:06:50~1:12:30
トランプ円高や、(トルコなど)デフォルトによる日本のバブル崩壊は不意打ち。これからは注意していた方がよい。金は(買い続けた中国人が)全部投げ終わって暴落してから、買うのならまだ早い。
1:22:10~1:24:30

米国の破綻は不可避で、しかもトランプ大統領はそれを意図的に行っているという見解は、田中宇氏などとも一致する。
(読書感想文その7の、(7.10番外編)で紹介した、田中宇氏の「米国の破綻は不可避」)
http://tanakanews.com/180805japan.htm
以下、田中氏のブログより、再度引用。
『今後、米国の経済覇権の根幹にある債券金融システムがいずれ(前回の記事に書いたように2020-24年ごろか??)バブル崩壊し、それが米国覇権の終わりにつながると予測される。リーマン危機後にQEなどによって再膨張した米国中心の金融システムのバブル は巨大で、ひどい金融危機を起こさずに軟着陸することが不可能だ。米国の政府と金融界は、バブルを縮小する気が全くない(日本政府も)。バブルの危険性を無視して、どんどん膨張させている。政治的にも、トランプは、いずれバブル崩壊を引き起こして米国覇権の解体につなぐべく、高リスク投資に対する銀行規制を緩和し、バブルを意図的に膨張させている。米国のバブル崩壊はもはや回避不能であり、いずれ必ず起きる。この大きなバブル崩壊が起きると、世界経済の中心が、米国など先進諸国から中国などBRICS・新興市場諸国に転換する流れが一気に進む。 (最期までQEを続ける日本) ('Trump's Trade Wars Could Be Beneficial to BRICS' – IR Specialist)』(後略)

動画を見ていて、藤原氏の優れた特徴の一つは、論理だった話がスラスラと冷静にできる点なのでは。一般の人にもごく自然に入りやすいと思う。その反対なのが、ベンジャミン・フルフォード氏で、自分は今まで著作物+DVD(リチャード・コシミズ氏とのFACT)で氏をフォローしてきたが、定年後ヒマになり、+読書感想文作成のため、ネットの動画をチェックすると、無料のモノがごろごろ出てきて、しかも“思い”が先に出て、言葉の表現の仕方や、一部の情報のミス(現在進行形の話なので)、フライング等で、一般の人に与える印象でかなり損していると思う。もちろんいち早い情報が一番貴重なのだが、主要な情報だけちゃっかり流用されて、全般を見ずに一方些細な欠点をあげつらい貶められている面が強いと思う。でも氏の、ここ5年ぐらいの著作を改めて読み返せば、情報にもっともブレが少なく、冷静だとわかる。いつか(今は気力がないが1年後ぐらい先に)氏の著作物の読書感想文を作成したいと思う。

プロフィール

マルプーのぼんちゃん

Author:マルプーのぼんちゃん
【ぼんちゃん】
推定年齢12歳(2020年6月現在)ぐらいの、オスのマルプー犬のぼんちゃん。年より若く見える。マルプーではちょっと稀な“キレカワ系”💛 性格は、おとなしくてやさしくて人懐っこくて庶民的?でも対犬ではかなり臆病。散歩だけはたくさん(1日1~3時間ぐらい)させてもらっている。選択の余地なく、毎日おっさんの面倒をみている。
【おっさん】
推定年齢60歳+のシガナイ初老の独身オヤジ。ひょんなことからぼんちゃんと2人で暮らすことになったが、おかげさまで日々シアワセに暮らしている。

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